ホーム > 劇場情報

劇場情報

閉館の危機に見舞われた小劇場「タイニイアリス」。その跡地を新しい劇場へ

はじめまして。早坂寿と申します。現在閉館となってしまった小劇場「タイニイアリス」の跡地を利用し、小劇場を復活させるプロジェクトのために動いています。 四年前のサラリーマン時代に妻をクモ膜下出血により突然失い失意のうちに呆然とした日々を送っていました。その時勧められて鑑賞した、RAY興行におけるMARUさん脚本「負けるもんか」、浅草リトルシアター「ぱぴよん」、戸野廣浩司記念劇場「怪獣の泣いた夜」に背中を押されて人生にカムバックすることができました。小さいとはいえ、人の人生すら立ち直られる力のある小劇場演劇に魅了され、なんとか恩返しをしたいと考えるようになり、今回小劇場の復活に携わることになりました。


相次いで閉館を迎える小劇場。劇団の発表の場が減っています

しかしながら小劇場演劇成立から半世紀が経ち、建築物の老朽化や、小劇場演劇で劇団を育成してきた経営者が高齢化し、一昨年くらいから閉館が目立つようになってきました。都内23区に61か所あった小劇場は、昨年の渋谷「ジアンジアン」の閉館が報道されたように近年10か所が閉館し、発表の場がどんどん失われつつあります。 なかには、利用率99.8%で黒字経営ながらも老朽化や経営者の高齢化により閉館をやむなくする小劇場も存在します。さらには2020年問題といわれているように、青山こどもの城やBunkamuraシアターコクーンといった大劇場までもが老朽化により閉館や建て替えも時期を迎え、演劇者の発表の場が失われつつあります。


旧「タイニイアリス」から新劇場「スターフィールド」へ

そんな中で今回のプロジェクトの候補地である旧「タイニイアリス」跡地は、新宿二丁目という土地柄アクセスも良く、夜半まで人通りの絶えない好立地になります。 営々と続く小劇場文化の存続を企図して、また日本の演劇界への登竜門として、旧「タイニイアリス」跡地を生まれ変わらせ、新たに「スターフィールド」として新たにその役目を担わせたくプロジェクトを立案いたしました。しかしながら、敷金他で800万円、内装費用1,700万円総経費2,500万円を必要とし自己資金では賄いきれないことから、今回クラウドファンディングを実施する運びとなりました。


将来活躍する原石がこの劇場で育ってほしい

「スターフィールド」とは、<将来この地下劇場から大宇宙へと駆け上ってゆく無数の星たちの原石が群がる荒野>という願いを込めた意味があります。その存在は日本の演劇文化に下支えし、貢献していくための重要な位置づけとなると確信しております。 演劇関係者の皆様、そして演劇ファンの皆様、皆様のお力添えをいただきぜひこのプロジェクトを実現し、来年四月にはオープンしたいと考えております。 何卒たくさんの皆様のご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


■「タイニイアリス」の思い出

私は過去に三回「タイニイアリス」で公演をした経験があります。あの地下への階段を降りていくと劇場があるのですが、幼い頃から秘密基地とか好きだった私にとっては、毎回新鮮なワクワクドキドキがする思い出の多い階段でした。 新宿二丁目ということもあって、公演後に仲間と芝居の話をしながら夜通しいろんなお店に飲みにいくのも凄く楽しかった思い出があります。


■「タイニイアリス」跡地が「スターフィールド」として

昨年4月にあの歴史ある「タイニイアリス」が閉まる事を知ってショックでした。でも今回「スターフィールド」としてあの場所で『劇場』としての復活プロジェクトを聞いた時、当時を思い起こし凄く嬉しかったです。 もし復活が実現したなら、これからの演劇の世界に新たな風を巻き起こしてくれると期待しています。そして、演劇だけではなく音楽、映像、様々なジャンルの人と人が交流する大切な場所になってくれるでしょう。


ページの先頭へ戻る